つばめギャラリー

(青大将以前のつばめ)


mo-yan様のお知り合いのO様より大変貴重なお写真をご提供いただきました。

歴史的に見ても価値の有る資料として多くの方に見ていただきたい素晴らしい一枚です。
この一枚の画像から色々と想像が膨らみます。
夢の展望車・つばめをお楽しみ下さい。

千里丘を行く 下り特急 つばめ 
昭和25年9月10日 O様撮影
昭和25年10月にダイヤが改正され、東京〜大阪間が8時間に短縮されたとのこと、O様撮影のこの写真は
9月10日なので大阪までは9時間もかかっていたのです。

マイテ39の窓に注目下さい。
9月10日といえばお彼岸前でまだ残暑厳しいときです。でも、マイテ39の窓は閉まっていますが、スロ60と
思われる2等車の窓は全開です。
そうです、戦後5年しか経ってない混乱期に冷房の効いた車両が走っていたのです。
冷房が効いた車両がこの時期に走っていることをどれだけの人が知っていたでしょう。
このことを考えても《展望車》は庶民からかけ離れた存在だったのです。

当時は冷房装置を空気調和装置と読んでいたそうですがこの空気調和装置については門タケ様の
客車空気調和装置資料室》に詳しい解説が有りますので是非参考にしていただきたいと思います。




下り特急 つばめ を牽引する C59128
昭和25年9月10日 O様撮影
つばめを牽く機関車というと戦前はC51・C53を、戦後はC62を思い浮かべますが、
つばめを牽引していたのはC62だけではありません。C59も東海道本線をつばめを
牽いては走っていたのです。
このC59の勇姿を見ると力強いドラフト音、汽笛が聞こえてくるようです。





昭和25年9月30日までのつばめ編成

EF57orEF58 スハニ32 スハ42 スハ42 スロ60 スロ60 スシ47 スロ60 スロ60 スロ60 マイテ39
東京〜浜松間


C59orC62 スハニ32 スハ42 スハ42 スロ60 スロ60 スシ47 スロ60 スロ60 スロ60 マイテ39
浜松〜大阪間



※ Warning   このページはmo-yan様、mo-yan様のお知り合いのO様のご好意により
画像をお借りして作成しました。画像の複製、無断転載は硬くお断り申し上げます



    

inserted by FC2 system