展望車の方向転換
大阪→ 2レ 上り特急 つばめ → 東京 |
展望車の宿命は常に編成の最後尾にあること。 到着した12両編成をどのようにしてひっくり返すか? 山手線を1周しても同じこと、ではどうやって? という素朴な疑問は誰でも持ったことだと思います。 まさか1台ずつ転車台で転換するはずもない・・・・??? すでにご存知の方も多いと思いますがここでおさらいを・・・ |
機関士が客車に |
東京駅へ到着、機回し後、方向転換のため山手貨物線へ向かうEF58 |
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下神明付近をゆっくり走るE231系 もうすぐ蛇窪信号所 に差し掛かるところ |
内装が桃山調のため仏壇とあだ名され最後まで青大将の予備車だったマイテ3911 |
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蛇窪信号所付近 右側の線路から来た《つばめ》は一旦停止後左側の線路で品川へ向かう |
東京駅へ最後の力走 |
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品川客車区のマシ38 |
←大崎 ← 東京 @ 東京駅で機関車を付け替え品川までは東海道線を下り、品川からは山手貨物線で大崎へ |
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←蛇窪信号所 ←大崎 A 今度は機関士(ラッパ屋)がスハニ35に乗車し蛇窪信号所まで推進運転 |
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蛇窪信号所→ →品川客車区 |
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B これで反転完了展望車は東京寄りに |
このようにして 特急 つばめ は展望車を常に最後尾に付けて走行出来た 訳です。湘南〜新宿ラインにご乗車の際には大崎を過ぎたころから車窓より の眺めで、はるか昔、ここを《つばめ・はと》の回送列車が方向転換のために 通過していたことを想像してみてください。 現在、展望車の方向転換を見ることは出来ませんが、ラッパ屋は 尾久〜上野で、機廻しは東京駅で僅かに見ることが出来ます。 いずれなくなっていく風景でしょう。 |